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BLOG: Blog2
  • 執筆者の写真lims_takahashi

リムズ・ケプリ という名の新作モデル。

ケプリとはエジプト神話における太陽神ラーの形態の1つで日の出を表しています。

頭部が特徴的なこの太陽神ラーの形態の姿、気になる方はぜひ調べてみて下さい。

僕がなぜこのモデルの名前をケプリ にしたかが何となく分かるかも。

Lim's CHEPRI

全長78mmボディ、自重約21gでマスタッドダブルフック#2/0のワンフック仕様。

ボデイを掘り込んでセットした2pcリグによりダブルフックが更にボディに沿う事で

より高いウィードレス効果を生み、ポイント付近に横たわる草木などを

回避しやすく臆せずにポケットを攻める事が可能となります。

(最近は視力の低下もあり水面直下にある倒れアシの存在が本当にストレスで!)

ピンポイントではフロントバズプロップによる前突っ込みのターンと

オリジナルインディアナブレードの揺らめきでアピール。

フロントスウィッシャーにありがちなタダ巻き時のボディの傾きを

ブレードの動きで制御し、更にはテール部との接触で程良いコツコツ音を出し、

またその接触によるボディへの振動で独特な泳ぎをしてくれます。


徐々に釣り辛くなる今の状況で

よりストラクチャーにタイトに、よりカバーの奥まで、より長くアピールをと

考えて作ったピンポイント+タダ巻き対応のモデルとなります。

今回も定番カラーを含めた計6色の展開で

左よりカラーコードBGDB、PGGS、NBHB、OYG、RGNS、PKBD。


PKBD(ピンクブラックドット)はずいぶん前にリムズ・バウルトバープで採用した

テントウ虫っぽいカラーを今回懐かしく復活させました。

RGNS(レインボーグリッターネイビーストライプ)と

OYG(へドンカラーネーム:Orange Crappie Chub)は何気に初めて採用するカラーかなと。

BGDB(ブラックゴールドベイト)、

PGGS(パールグリーンゴールドシャイナー)、

NBHB(ニッケルバウハウスベイト)の3色は定番カラー。

特にPGGSはパール粉入りのホワイトベースを4分艶で仕上げているので

パッと見が何か柔らかそうな素材に見えるのが特徴で

ボワっとしたちょっと間接的な光沢感も独特かなと思います。

前回に続き今回もオールドの雰囲気を強めな色調にした本人お気に入りの色。

カラーごとにフロントバズプロップの回転方向を変えてあります。

自分的観点からナチュラル系には右回転、派手系には左回転って感じです。


皆さんご検討の程どうぞよろしくお願い致します。

  • 執筆者の写真lims_takahashi

Lim's DORIS・Oval Big

HeadHunters Original Color RNRH & GRA

ドリス・オーバルビッグでも

ヘッドハンターズさんからご依頼頂いたオリカラ2色。

いつも誠にありがとうございます!

オリジナルルアーとして制作させて頂いたミトロス同様に

レインボーグリッターベースのRNRH。

バルサ50で塗られていたカラーであるノリスレッドヘッドを

虹色ギラギラベースにクリアレッドでキャンディーカラーにした

ヘッドカラーとエラが特徴の懐かしくもあり新しくもある

まさに今っぽいカラーでカッコイイと自負しております。


そしてもう1色もミトロス同様ヘッズオリカラで定番化されているGRA。

恐らく1970年代からヘドンにあるカラーで日本ではホットタイガーと呼ばれる

バスルアー全般の定番色であり絶大な人気を誇る色。

この色ヘドン的名称としてはFluorescent Green Crawdadというのですが

そのFluorescent Greenを訳すと蛍光グリーンでそのまんまなのですが

Crawdadはザリガニなんです。そう蛍光グリーンのザリガニという意味。

アメリカ人の発想が全然分かりませんがそうらしいのです。

ザリガニが脱皮する時の色はほんのり青くて蛍光とは全然違うし・・・。

でも人気がある色ってことはやはり釣れるからなのかなと。


ペンシルベイトが持つ操作性とスウィッシャーの持つプロップアピールの

両方を併せ持つのがこのリアシングルスウィッシャーと良く言われますが

ホントその通りで釣りたいのはもちろんだけどアクションで誘い出して狙って釣りたい!

って思ってる自分からしたらまさにうってつけの釣れる欲張りルアー。

ピンポイント着水後の最初のトゥイッチはいつも期待しまくりだし

操作しているそのルアーが飛沫を上げながら艶めかしく動いてると

それだけでテンションが上がりまくるのは自分だけなのでしょうか?


このドリスオーバルビッグは従来ドリスの軽めのターンと甘い音、動きの余韻で

生物感を演出しながら誘うタイプと違い力強いターンと水飛沫そして音の多さなど

アピールが派手で強いため存在をアピールして誘い出して食わすタイプと

前ブログで書きました。


ここからは自分が思うリアシングルスウィッシャー感を深掘りしてみようかなと。


当然のようにボディ最後方にプロップが付いて回転する訳ですが

それこそが最大で唯一の特徴を生んでいると思っています。

と言うのは、その回転抵抗により必然的にボディがその回転する方向に

引っ張られて若干傾くことを感じたことありませんか?

ルアーによっては回収中にクルクル回って戻ってくるアレです。

(念のためドリスオーバルビッグは回収中も回ってきませんので!)

前後で回転方向を逆にしているダブルスウィッシャーは

回転の抵抗が相殺されて傾き難いのだと思います。

ここまでの話だと良さが無いように思えますがここからです!!


ドリスオーバルビッグは左回転のプロップなのでアクション時にボディを

左にほんの少し傾かせながら左へのターンをします。

この左ターンはスムーズで水面を切り裂くイメージなのですが

それに対してその後の右へのターンをじっくり観察してみてください。

左ターンとはちょっと違うのが分かるかと思います。

それはボディは右に向かっているのにプロップは左回転をしているからで

良い意味で言いますが右ターンはちょっとぎこちなく予測不能なんです。

ブレーキが掛かったりスッと伸びる時もあったりで。

そのぎこちなさが弱った小魚のようなトリッキー演出なのかなと思うのです。

ショートジャークでダイブした時の左に傾く姿は小魚がヒラを打つ感じそのものです。

1方向のみのプロップ回転の影響で生まれるこの左右非対称なターンこそが

リアシングルスウィッシャーの持つ最大で唯一の特徴だと思っています。


ルアーのボディサイズとプロップサイズのバランスによってこの特徴が

大きい小さいはありますし、ブランドさんによっては左右対称のターンを

目指したボディ形状とウェイトバランスをされているところもあるかと思いますが。


リアシングルスウィッシャーが持つ可能性と有利性を分かって頂けたら嬉しいかなと。

なぜならドリスは自分が一番信頼のある大好きなルアーでブランドの柱的存在なので。


あっ一応補足で・・・

自分的にはアクションさせる時のロッドティップは

おへその位置と同じくらいの高さかそれよりちょい下の方が

ラインを弾きやすくルアーが動かしやすいと思ってます。

  • 執筆者の写真lims_takahashi

Lim's DORIS・Oval Big 97mm 約25g

今ご案内中のルアーがこのドリスオーバルビッグ。

6〜7年前の名古屋イベントで数個だけ販売したイレギュラーモデルで

従来のドリスオーバルと比べて長さ10mm、高さと厚さ共に2mm、

重さ約4gとその名の通り少しサイズアップしたモデル。


下画像左がドリスオーバルで右がドリスオーバルビッグ。(サンプルカラー) サイズの違いが分かるかと思います。


ではなぜ、大きくしたのか???


扁平ボディでもこのサイズにすることで浮き姿勢がより安定し、ロッド操作に 機敏に反応しやすくなるため左右へのターンがよりスムーズに容易になりました。

そして発売の決め手となったのがそのターンが従来ドリスよりも力強く、

水飛沫そして音の多さなどアピールが派手で強めだったからです。

従来ドリスのアクションは軽めのターンと甘い音、動きの余韻で

生物感を演出しながら誘うタイプですがこのドリスオーバルビッグは

その対極でバスに自分の存在をアピールして誘い出して食わすタイプだと思っています。


今回カラーは4色での展開。

RGBH (レインボーグリッターバウハウスベイト)

モルフェから採用したこのカラーはシンプルなデザインや

白や黒、グレーのような無機質な色合いの中に3原色を配置し美しさと大胆さを

アクセントとして伝えようと考えたカラーです。

今回はさらにアレンジを加えてレインボーグリッターベースにしてみました。

レインボーグリッターベースが魚のウロコにあるグアニン結晶のように

光を反射してくれて細かい粒子が虹色にキラキラと光ります。

白スケールで背にも白ライン、そして赤青黄色の丸三角の3色。

シンプルながらもフラッシング(光の明滅)効果も意識しているので

もっとも疑似餌らしいカラーと言えるのでは?


もはやうちの定番色BGDB(ブラックゴールドベイト)

水中からのシルエットがはっきりと浮き出る黒を生かしつつ

気になる視認性を背中の金で補ったカラーです。

今回はドットをシルバーにしてちょっとだけイメチェンしてあります。

黒は持っていて損のないカラーなので少数ながらもコアな人気があるカラー。

きっと黒しか効かない時があるのをちゃんと知っているからなのかなと。

って事で今回もきちんとラインナップです。


この色も定番化しつつあるNOKW(ニッケルシルバーオイカワ)

ニッケルシルバーベースにクリアライト系のブルーとピンクを淡く。

今回はブルー部分を淡いライトブルーにしたのが特徴で

それはシルバーの艶かしい反射をよりと活かそうと思ったから。

ライトブルーにしたお陰で全体がシルバーで覆われた感じに

グッとなったかと思います。

各ブランドさんもよく塗るオイカワですが自分もやはり好きな色。

ボディの形状的にもうまくハマった色だと思っています。

個人的に目の周りの黄色が気に入っていますが皆さんはどうでしょう?

フラッシング(光の明滅)効果が高い派手なアピール系のカラーだと思います。


PGGS(パールグリーンゴールドシャイナー)

ブランド設立当初に良く塗っていたオールドヘドンのアレンジカラー。

パール粉入りのホワイトベースを4分艶で仕上げているので

パッと見が何か柔らかそうな素材に見えるのが特徴のひとつです。

自分的には昔のソフトビニールの人形のような感じ。

またボワっとしたちょっと間接的な光沢感も独特かなと思います。

リクエストにお答えして復活させたカラーですが、

今回は特にオールドの雰囲気を強めな色調にしてみました。

最後にドリスという名の意味を少し。

古代ギリシャ建築に代表される比較的シンプルな作りの神殿柱の名称がドリス。

ブランド設立後2作目のルアーながら現在でも一番好きで信頼を持つルアー。

うちのブランドの柱的存在を願って付けた名前です。


皆さんご検討の程どうぞよろしくお願い致します。





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