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  • 執筆者の写真: lims_takahashi
    lims_takahashi
  • 2022年11月1日

Lim's DORIS・Oval Big

HeadHunters Original Color RNRH & GRA

ドリス・オーバルビッグでも

ヘッドハンターズさんからご依頼頂いたオリカラ2色。

いつも誠にありがとうございます!

オリジナルルアーとして制作させて頂いたミトロス同様に

レインボーグリッターベースのRNRH。

バルサ50で塗られていたカラーであるノリスレッドヘッドを

虹色ギラギラベースにクリアレッドでキャンディーカラーにした

ヘッドカラーとエラが特徴の懐かしくもあり新しくもある

まさに今っぽいカラーでカッコイイと自負しております。


そしてもう1色もミトロス同様ヘッズオリカラで定番化されているGRA。

恐らく1970年代からヘドンにあるカラーで日本ではホットタイガーと呼ばれる

バスルアー全般の定番色であり絶大な人気を誇る色。

この色ヘドン的名称としてはFluorescent Green Crawdadというのですが

そのFluorescent Greenを訳すと蛍光グリーンでそのまんまなのですが

Crawdadはザリガニなんです。そう蛍光グリーンのザリガニという意味。

アメリカ人の発想が全然分かりませんがそうらしいのです。

ザリガニが脱皮する時の色はほんのり青くて蛍光とは全然違うし・・・。

でも人気がある色ってことはやはり釣れるからなのかなと。


ペンシルベイトが持つ操作性とスウィッシャーの持つプロップアピールの

両方を併せ持つのがこのリアシングルスウィッシャーと良く言われますが

ホントその通りで釣りたいのはもちろんだけどアクションで誘い出して狙って釣りたい!

って思ってる自分からしたらまさにうってつけの釣れる欲張りルアー。

ピンポイント着水後の最初のトゥイッチはいつも期待しまくりだし

操作しているそのルアーが飛沫を上げながら艶めかしく動いてると

それだけでテンションが上がりまくるのは自分だけなのでしょうか?


このドリスオーバルビッグは従来ドリスの軽めのターンと甘い音、動きの余韻で

生物感を演出しながら誘うタイプと違い力強いターンと水飛沫そして音の多さなど

アピールが派手で強いため存在をアピールして誘い出して食わすタイプと

前ブログで書きました。


ここからは自分が思うリアシングルスウィッシャー感を深掘りしてみようかなと。


当然のようにボディ最後方にプロップが付いて回転する訳ですが

それこそが最大で唯一の特徴を生んでいると思っています。

と言うのは、その回転抵抗により必然的にボディがその回転する方向に

引っ張られて若干傾くことを感じたことありませんか?

ルアーによっては回収中にクルクル回って戻ってくるアレです。

(念のためドリスオーバルビッグは回収中も回ってきませんので!)

前後で回転方向を逆にしているダブルスウィッシャーは

回転の抵抗が相殺されて傾き難いのだと思います。

ここまでの話だと良さが無いように思えますがここからです!!


ドリスオーバルビッグは左回転のプロップなのでアクション時にボディを

左にほんの少し傾かせながら左へのターンをします。

この左ターンはスムーズで水面を切り裂くイメージなのですが

それに対してその後の右へのターンをじっくり観察してみてください。

左ターンとはちょっと違うのが分かるかと思います。

それはボディは右に向かっているのにプロップは左回転をしているからで

良い意味で言いますが右ターンはちょっとぎこちなく予測不能なんです。

ブレーキが掛かったりスッと伸びる時もあったりで。

そのぎこちなさが弱った小魚のようなトリッキー演出なのかなと思うのです。

ショートジャークでダイブした時の左に傾く姿は小魚がヒラを打つ感じそのものです。

1方向のみのプロップ回転の影響で生まれるこの左右非対称なターンこそが

リアシングルスウィッシャーの持つ最大で唯一の特徴だと思っています。


ルアーのボディサイズとプロップサイズのバランスによってこの特徴が

大きい小さいはありますし、ブランドさんによっては左右対称のターンを

目指したボディ形状とウェイトバランスをされているところもあるかと思いますが。


リアシングルスウィッシャーが持つ可能性と有利性を分かって頂けたら嬉しいかなと。

なぜならドリスは自分が一番信頼のある大好きなルアーでブランドの柱的存在なので。


あっ一応補足で・・・

自分的にはアクションさせる時のロッドティップは

おへその位置と同じくらいの高さかそれよりちょい下の方が

ラインを弾きやすくルアーが動かしやすいと思ってます。

  • 執筆者の写真: lims_takahashi
    lims_takahashi
  • 2022年10月20日

Lim's DORIS・Oval Big 97mm 約25g

今ご案内中のルアーがこのドリスオーバルビッグ。

6〜7年前の名古屋イベントで数個だけ販売したイレギュラーモデルで

従来のドリスオーバルと比べて長さ10mm、高さと厚さ共に2mm、

重さ約4gとその名の通り少しサイズアップしたモデル。


下画像左がドリスオーバルで右がドリスオーバルビッグ。(サンプルカラー) サイズの違いが分かるかと思います。


ではなぜ、大きくしたのか???


扁平ボディでもこのサイズにすることで浮き姿勢がより安定し、ロッド操作に 機敏に反応しやすくなるため左右へのターンがよりスムーズに容易になりました。

そして発売の決め手となったのがそのターンが従来ドリスよりも力強く、

水飛沫そして音の多さなどアピールが派手で強めだったからです。

従来ドリスのアクションは軽めのターンと甘い音、動きの余韻で

生物感を演出しながら誘うタイプですがこのドリスオーバルビッグは

その対極でバスに自分の存在をアピールして誘い出して食わすタイプだと思っています。


今回カラーは4色での展開。

RGBH (レインボーグリッターバウハウスベイト)

モルフェから採用したこのカラーはシンプルなデザインや

白や黒、グレーのような無機質な色合いの中に3原色を配置し美しさと大胆さを

アクセントとして伝えようと考えたカラーです。

今回はさらにアレンジを加えてレインボーグリッターベースにしてみました。

レインボーグリッターベースが魚のウロコにあるグアニン結晶のように

光を反射してくれて細かい粒子が虹色にキラキラと光ります。

白スケールで背にも白ライン、そして赤青黄色の丸三角の3色。

シンプルながらもフラッシング(光の明滅)効果も意識しているので

もっとも疑似餌らしいカラーと言えるのでは?


もはやうちの定番色BGDB(ブラックゴールドベイト)

水中からのシルエットがはっきりと浮き出る黒を生かしつつ

気になる視認性を背中の金で補ったカラーです。

今回はドットをシルバーにしてちょっとだけイメチェンしてあります。

黒は持っていて損のないカラーなので少数ながらもコアな人気があるカラー。

きっと黒しか効かない時があるのをちゃんと知っているからなのかなと。

って事で今回もきちんとラインナップです。


この色も定番化しつつあるNOKW(ニッケルシルバーオイカワ)

ニッケルシルバーベースにクリアライト系のブルーとピンクを淡く。

今回はブルー部分を淡いライトブルーにしたのが特徴で

それはシルバーの艶かしい反射をよりと活かそうと思ったから。

ライトブルーにしたお陰で全体がシルバーで覆われた感じに

グッとなったかと思います。

各ブランドさんもよく塗るオイカワですが自分もやはり好きな色。

ボディの形状的にもうまくハマった色だと思っています。

個人的に目の周りの黄色が気に入っていますが皆さんはどうでしょう?

フラッシング(光の明滅)効果が高い派手なアピール系のカラーだと思います。


PGGS(パールグリーンゴールドシャイナー)

ブランド設立当初に良く塗っていたオールドヘドンのアレンジカラー。

パール粉入りのホワイトベースを4分艶で仕上げているので

パッと見が何か柔らかそうな素材に見えるのが特徴のひとつです。

自分的には昔のソフトビニールの人形のような感じ。

またボワっとしたちょっと間接的な光沢感も独特かなと思います。

リクエストにお答えして復活させたカラーですが、

今回は特にオールドの雰囲気を強めな色調にしてみました。

最後にドリスという名の意味を少し。

古代ギリシャ建築に代表される比較的シンプルな作りの神殿柱の名称がドリス。

ブランド設立後2作目のルアーながら現在でも一番好きで信頼を持つルアー。

うちのブランドの柱的存在を願って付けた名前です。


皆さんご検討の程どうぞよろしくお願い致します。





  • 執筆者の写真: lims_takahashi
    lims_takahashi
  • 2022年10月16日

遠征に欠員が出たとのことで急遽参加が決まった琵琶湖釣行。

最近よく耳にする僕らの釣りでの情報や結果がどれもイマイチだったので

とりあえずサイズ関係なしに1匹のバスが釣れれば良いなって

思いで遠征に参加したのが正直な思い。


しかし蓋を開けてみると到着日の朝から充分過ぎる結果に恵まれました。

6人中4人が早々にコンディションの良いバスを釣り上げる事に成功!

内訳として1人が2匹(53、46cm)、他3人がそれぞれ53、45、52cmと

ちょっと出来過ぎなくらいの結果に驚きです。


到着日朝の状況を思い出すと水位 -26cm、洗堰放流 50㎥/s、

晴天無風、水質ささ濁りって感じでした。

自分らが入った東岸エリアのウィードはほぼ頭が水面下20cmって具合で

水面から顔を出してるのはところどころに少しだけ。

その規模も大きくても3〜4mくらいで全然広範囲ではありませんでした。

特にボイルもなくベイトっ気も弱くてボートを浮かべた瞬間は

おいおいこれ大丈夫か?って印象・・・。

釣りを始めるとホントたまにリーダーとの結び目にギルらしい反応があり

それが唯一のヤル気にさせてくれる要因でした。


しかし開始1時間くらいで他船で自分らの近くにいた水野兄君が口火の53cm!

リムズ・バウルトバープ


その30分後に自分達よりも北上していた小林君が53、46cmと連続キャッチ!

リムズ・クロノスハイアピールとリムズ・グロッタリンプ



開始2時間半後の日差しも強くなってきた9時に同船の大橋君に45cmと!

リムズ・ドリスオーバル


そしてようやく自分にも出てくれた52cm。

リムズ・ネレウス


うちらサイズのトップウォータープラグではなかなか釣れないと言われている

今の琵琶湖を3艇6人で朝の3時間だけで50up 3匹を含む計5匹は

本当に奇跡的釣果だと思います。

何より嬉しいのはみんなが気を遣ってくれてうちのルアーで釣ってくれた事!!


その後 午後の部、翌日と釣れたのは大橋君の2匹だけと尻つぼみの結果。

なんだかんだでちゃんと釣る大橋君はやはり持ってます!


午後もきっと良いはずと思って同じエリアに入ったものの

ちょっと強めに吹いた北西風の影響かサッパリでした・・・。

翌日も前日午後同様に反応が弱く結局何もなし。

モロコなのかな?ベイトはちらほらと確認できたのですが

それに付いているバスを見付けられない状況。


初日朝に起きた奇跡は一体何が原因だったかも分からないままの遠征でした。

ともあれみんな満足のいく釣行だったようでそれが何よりだったかなと。

もちろん自分自身も大満足です!

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